つくにうららが自身の作品を上演するための団体として、2011年の桜美林大学総合文化学群在学中に旗揚げ。 最近はやる気が出たらもぞもぞと準備をし、気分が乗ったら公演などを行う。
モノローグとダイアローグを織り交ぜながら、他者と関わり、傷つきながらも生き方を模索し続ける人々を時に穏やかに、時に激情をもって描いている。
2012年にはシアターグリーン学生芸術祭 Vol.6に選出、2016年には王子小劇場の佐藤佐吉ユース演劇祭に招聘された。
受賞歴
2012年
シアターグリーン学生芸術祭 Vol.6『往断歩道、その川岸で』
こりっち賞(舞台美術:藤田彬)
2014年
王子小劇場佐藤佐吉賞2014『その揺れでふれる手』
優秀助演男優賞(有吉宣人)
2015年
王子小劇場佐藤佐吉賞2015『あのこそのことはないちもんめ』
優秀演出賞 (つくにうらら)、優秀主演女優賞(中村佳奈)、
優秀助演女優賞(あおのゆきか)、 優秀衣裳賞(つくにうらら・小見波結希)
2016年
王子小劇場佐藤佐吉賞2016『隣の芝生の気も知らないで』
最優秀衣裳賞(茂原里華)
1991年12月6日生まれ、神奈川県出身。
劇作家、演出家、制作者。桜美林大学総合文化学群学群演劇専修卒業。
大学在学中より脚本、演出、制作として活動し、主宰する演劇ユニット「カミグセ」では全ての公演で脚本・演出を担当する。
綱渡りのような緊張感のある会話から、情景と心情を鮮やかに描くモノローグまで様々な手法を織り交ぜ、場合によっては(特に必要がなくても)歌って踊る。
また、2014年4月~2016年8月まで、東京都北区の民間劇場「王子小劇場」にプロジェクトディレクターとして勤務。『佐藤佐吉演劇祭2014+』の運営や、『王子小劇場中高生演劇サマースクール』の企画運営に携わる。
さらに2020年2月~2021年9月まで、東京都武蔵野市の公共劇場「吉祥寺シアター」の職員として、『吉祥寺ダンスLAB.』、『吉祥寺ダンスリライト』、「吉祥寺ファミリーシアター『ぞうれっしゃがやってきた』」などの企画制作を行う。
2017年〜2022年まで、制作・ドラマトゥルクとしてコンテンポラリーダンスカンパニー「水中めがね∞」にも参加。公演の企画立ち上げから制作進行、当日運営、コンペティションへの帯同などを行う。
カミグセ『あのこそのことはないちもんめ』にて、王子小劇場佐藤佐吉賞2015優秀演出賞、優秀衣裳賞を受賞。
ポッドキャスト「つくにうららの一生煩悩ラジオ」:Apple Podcasts/Spotify
撮影:金子愛帆
主な活動歴
2013年10月-11月
POPlinks link#1→"Photo”『超高層ノスタルジア』演出
脚本:山岡太郎(駄目なダーウィン舎)
@新宿眼科画廊スペースO
2015年1月
王子小劇場主催「新春玉山福袋」
参加作品『まねっこどうぶつ』脚本・演出
@王子小劇場
2016年1月
ヒヨコの神様旗揚げ公演「いい加減に気付けお前は性格悪いんだ」
参加作品『つくりばなし』演出
脚本:柴幸男 (ままごと)
@新宿眼科画廊 スペース地下
2017年5月
星姉妹5月企画「Reading Cafe」
リーディング作品『タナトスのガールフレンド』脚本提供
@cafe magari 駒場
2018年2月
コジョ コジョるvol.1 齋藤かずえ×コイズミショウター人芝居企画
『ハーフアンドハーフ』脚本・演出
@Gallery & Space しあん
2021年2月
ティーファクトリー「第1回 T Crossroad 短編戯曲祭 <2020年の世界>」
参加作品『いけしゃあしゃあと雨のなか』脚本
演出:赤澤ムック
@吉祥寺シアター
2024年6月〜
読み合わせカフェプレミアム
『SとNの間の香り(読み合わせカフェプレミアムバージョン)』脚本提供
2024年9月
(劇)ヤリナゲ #プレイ『ロックンロールは死なないが君は死ぬ』脚本
演出:越寛生((劇)ヤリナゲ)
@SCOOL